2015年6月3日  
 

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中国の4大自由貿易区、庶民にもたらす10のメリット (4)

人民網日本語版 2015年03月26日09:18

(5)思いついたらすぐ海外旅行

天津は日韓に近く、広州と福建は東南アジアに近く、もともと地理的な優位性を備えている。自由貿易区に入った外資の旅行会社は、自由貿易区の税制優遇を受けられ、海外旅行関連の営業資格もより簡単に取得できる。ネットワークや管理、ブランド、資金などでも強みがあり、旅行商品の価格も魅力的なものとなるものとみられ、庶民にとっては観光ルートの選択肢が増えることとなる。

(6)起業しやすく優遇も受けられる

上海自由貿易区の実践から見ると、自由貿易区内の起業への優遇政策は主に、次の3つが考えられる。第一に、事務プロセスの簡略化。第二に、輸出入関連の税制優遇政策。第三に、多くの金融政策による革新の優位性。このように企業登録の敷居が低い上、優遇政策による支援も受けられる自由貿易区は、多くの大学生や新興のIT企業にとって起業に絶好の地とみられている。

(7)就職:賃金も「世界水準」

国際化・法治化・市場化されたビジネス環境の形成を目指す自由貿易区は、ハイレベル人才に高い需要を持っている。とりわけ金融や物流、ITなどの分野では、多くの大学卒業生や専門人才が、海外に出ることなしに、同業者の水準をはるかに上回る「世界水準」の賃金を得られるようになる。

また自由貿易区で外資企業が増えれば、外資企業に就職するチャンスも増える。天津自由貿易区は戸籍による規制を徐々に廃止し、人才の就職により便利なサービスを提供していく方針だ。


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