墜落機のルビッツ副操縦士は、SNSサイトのプロフィールに、仕事に満足していることを示す書き込みをしていた。 |
ドイツの格安航空会社「ジャーマンウィングス」のエアバスA320型機がフランス南東部のアルプス山中に墜落した事故で、フランスの捜査当局は、同機が降下を始める前、操縦士が操縦室から閉め出された状態で、副操縦士が故意に機体を急降下させた可能性が高いことを明らかにした。操縦室の音声を記録したボイスレコーダーの解析から分かった。人民網が海外メディアの報道を引用して報じた。
副操縦士は、呼吸が正常な状態で、墜落まで一言も発さず、8分間で約1万メートル機体を降下させていた可能性が高い。今のところ、テロによるものであることを示す証拠はない。ある軍関係者は、「操縦士が操縦室から出て戻ろうとして外からドアをノックしたが、室内から返事はなかった」と明らかにしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年3月27日