アリババクラウド事業部クラウドコンピューティング業務担当の劉松氏は、「すべてのデータはクラウド空間に保存でき、すべての企業にはデータが必要だ。インターネットプラスの核心はデータの運営にある。そこでクラウドコンピューティングは今後、水や電気やネットワークと同じようにインフラになる。将来は、大学生が家にいながら病院のデータバンクをメンテナンスするということが可能になる。クラウドコンピューティングは大勢の人々のイノベーションや起業のコストを大幅に引き下げることになる」と話す。
菜鳥網絡科技有限公司は世界各地の協力パートナーと提携して、世界中に商品を提供するための物流ネットワークを構築しつつあり、現時点では提供先は217カ国・地域に上る。北極に提灯を送ったり、アフリカに魚をつかまえる装置を送ったり、南太平洋の小さな島の持ち主に携帯電話のケースを送ったりすることが、まもなく現実になる。
▽アリババ、とは?
このように、アリバは中国のあまたの人々の運命を変え、世界の約200カ国・地域の消費者の暮らしを変え、多くの中国人の富にまつわる物語を紡ぎ出し、世界の投資家の中国の将来に対する無限の想像をかき立てた。アリババはそんな企業なのだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年3月31日