▽特殊リスクの大きさ
日本は地震が頻繁に発生する国である。不動産は地震による損壊など特殊なリスクにさらされている。こうした特殊なリスクをカバーする保険に入っていなければ、地震や津波、火山噴火などによってもたらされた損失は賠償されない。地震保険に入っていても、賠償の上限という問題がある。こうした問題は細かく考える必要がある。
また日本で不動産を購入する際には、建築物が合法的であるかを細かく調査し、付帯するリスクも配慮する必要がある。例えば2005年11月17日、国土交通省は、千葉県の姉歯建築設計事務所の一級建築師である姉歯秀次が建築の耐震性のデータを偽造していたことを明らかにした。問題発覚後、姉歯によって設計されたマンションはすべて取り壊された。もしもこのような不動産を買ってしまえば、損害は自分でかぶるしかない。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年4月9日
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