婉容皇后を演じるのは蒋林静
ラストエンペラーが主役である同ドラマに、その妻・婉容は決して欠かせない。清朝、及び中国末代の皇后だった婉容には、「悲劇」も付きまとった。愛新覚羅溥儀と結婚するものの、その輝かしい栄光が生涯続くことはなかった。確執があった文繡と愛新覚羅溥儀の離婚が成立した後も、婉容が幸福な生活を取り戻すことはなかった。愛新覚羅溥儀は、彼女を嫌悪するようになる。最終的には、中国共産党軍に逮捕され、吉林省延吉の監獄内で病死したといわれる。
そんな婉容を演じるのは蒋林静。「武則天秘史」で王皇后を、「太平公主秘史」で韋皇后を演じた経験のある蒋林静にとっては、婉容の役も楽勝といったところか。