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中国人研究者、インフルエンザワクチンの研究で画期的な進展

人民網日本語版 2015年04月16日14:14

中国科学院上海パスツール研究所の周東明氏が率いる研究チームは、インフルエンザワクチンの研究で新たな進展を実現し、ノンコーディングRNAの1種であるmiRNAがインフルエンザ予防の新たな手段になることを証明した。中国科学報が伝えた。

同研究所抗感染免疫・ワクチン研究課題チームの博士後研究員の張洪波氏、博士研究員の唐昕瑩氏らは、周氏の指導の下、ソフトウェア設計とIn Vitroスクリーニングにより、インフルエンザ遺伝子NP、M1、M2に対応する、高い阻害作用を持つ7本のmiRNAを取得した。これらのmiRNAを複製欠陥型AdC68 E1に移植し表現させることで、7株の異なるインフルエンザの特質を持つmiRNAアデノウイルスを得た。

こうして作成した免疫マウスは、H1N1インフルエンザの感染に対して100%の耐性を持ち、かつH5N1とH9N2に対しても一定の耐性(40−100%)を持つ。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年4月16日

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