学校は学生を有効的に管理し、学校の秩序を維持するため、ある一定の管理制度を制定する。例えば、学生の服装や髪形、モラルや言動に対して規制を行い、違反した者には懲罰を与える。しかし、国外の学校の規則の中には、意図が理解できないようなものもある。例えば、ある学校では指定の靴を履かなかった学生が、教室から追い出されたり、ある学校では、天然のボンバーヘアーの学生が退学させられたりしている。現在の学生は勉強で憂鬱になるだけでなく、これらの風変わりな規則にも悩まされている。中国新聞網が伝えた。
■靴によって引き起こされた騒動
オーストラリアの14歳の中学生は、最近、学校が指定した靴を履いてこなかったため、教室から追い出されてしまった。学校側も、同生徒が履いてきた靴が学校の指定する靴と違ったため、停学の処分にしたことを認めた。同生徒の母親は革製のカジュアルシューズが非常に実用的で履きやすいと考え、息子に買い与えたが、まさかこの靴のせいで、息子が停学の処分に付されることになるとは思ってもいなかった。この件について、同学校の校長は、「生徒たちが、規定の靴を履いて、正常な学習生活を維持することを希望している。我々は生徒たちが自分に適した靴を探す手助けをしている。この生徒が今後も自分の靴を履き続けるのなら、別の形の処罰を与えなければならない。学校の規則は今後も変わることはない」と述べた。
靴によって「教室から追い出された騒動」はこの一件だけではない。英国の15歳の男子生徒は白い靴を履いて学校に行ったため、学校の校則を破ったとして教室から追い出された。さらに、靴をペンで黒く塗るように要求された。この一件は、男子学生の母親を極めて不愉快にさせた。母親は、学校の制服に関する規則は明らかに煩わしく意味のないものであり、授業中に黒い靴を履くという規則は学生の勉強に何の役にも立たない。むしろ生徒たちの弱いものいじめの風潮を助長させるもので、子供たちの成長にとって不利益になるという見方を示した。しかし、学校の校長は、「この件については全く知らなかった。教員は子供を教室から追い出すようなことはめったにしない」と述べただけだった。