読売新聞も社説で「戦後70年談話が『侵略』に言及しなければ、事実の否認を試みていると受け止められる」と指摘。「村山談話を継承し発展させる会」の藤田高景理事長は人民日報の取材に「読売新聞は保守メディアであり、安倍首相を評価する報道が多い。今回社説で侵略を認めるよう求めたことには重要な意義がある」と指摘した。
米紙ニューヨーク・タイムズは「安倍首相の訪米の成否は、戦争の歴史と真摯に向き合うかどうかにかかっている。歴史問題が解決されていない責任は安倍首相および右翼政治屋にある」と指摘した。ニューヨーク在住でニューヨーク市立大学名誉教授の霍見芳浩氏は人民日報の記者にニューヨーク・タイムズの記事のスキャン画像を送ったほか、日本語に訳したものを日本人記者複数に送った。メディアの力で、日本の一部政治屋の誤った認識を改めさせるためだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年4月27日