◆愛読書は「小時代」
ネット世代とも呼ばれる「90後」、彼らの目に「読書」はどう映るのか。2014年国慶節の連休期間中、SNSの人人網が約千人の「90後」現役大学生を対象に、過去8カ月間に読んだ本に関するアンケート調査を行った。
50冊のベストセラー書籍に対する注目度や言及率から得られた人気書籍上位10冊は、「小時代」、「誰的青春不迷茫」、「盗墓筆記」、「百年孤独」、「從儞的全世界路過」、「目送」、「儞的孤独、雖敗猶栄」、「看見」、「活着」、「人生若只如初見」となった。>>
◆QQの利用率が高い
IT情報・コンサルティングの易観国際は去年、「2014年上半期中国モバイルネットワークユーザー動向統計報告」を発表した。
バイルネットワークで主に利用されているアプリは、社交と娯楽関係が中心で、このうちIM(インスタントメッセンジャー)の利用率は90.5%に達した。年齢層別にみると、「90後(1990年代以降生まれ)」はQQの利用率が高く、25歳以上は微信(WeChat)の利用率が高かった。>>
◆日本旅行ブーム アニメ聖地巡り
最近、中国の90後(90年代生まれ)の観光客グループが、日本に旅行中に人気漫画「スラムダンク」の舞台・嶺南高校のモデルとなった高校の壁をよじ登って侵入するというニュースがネット上で流れた。これはまさに自分のアニメの夢をかなえるための行動であるが、これによって現地の学校関係者や警察が出動する騒ぎとなった。
旅行会社の反応によると、日本を訪れたことがある中国人観光客の中で、自分の好きなアニメ・漫画の記憶をたどる旅行計画を立てたことがある人は確かに少なくないようだ。>>
◆中国映画産業報告 興行収入の8割は「80後」と「90後」
中国映画家協会と中国文聯映画芸術センター産業研究部が共同で作成した「2015中国映画産業研究報告」が先日、北京で発表された。それによると、2014年の中国の映画興行収入は、前年比36.15%増の296億3900万元(1元は約19円)に達した。うち、80%の興行収入が「80後」(80年代生まれの人)と「90後」(90年代生まれの人)によるもので、その人数は観客全体の32%を占めた。つまりこの一年、16歳-35歳の若者4000万人が映画鑑賞に約230億元を費やしたということになる。>>