教えることはしても自分で描くことは少なくなったという馬さんだが、2013年に願い通り女の子を授かってからというもの、心の底に眠っていた何かが目覚め、この年からこどもの成長を記録するためにペンをとるようになった。
娘の新しいヘアスタイル、初めての香港ディズニーランド、騒いで寝付けなかった夜、暮らしの中の些細な出来事すべてが馬さんのスケッチブックの中に記録されている。
「写真を撮る人が多いが、私には絵が合っている。こどもが大きくなったら成長記録ノートとして見せてあげられるし。」