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新疆、1年間で181のテロ組織を撲滅

逃走中の容疑者112人が自首

人民網日本語版 2015年05月25日13:10

新疆維吾爾(ウイグル)自治区党委員会はこのほど、昨年5月23日にテロ取締り活動が始動して以来、同自治区公安機関は率先してテロ撲滅に取り組んできたことを明らかにした。テロ組織に打撃を与え、組織の内部事情を探り、アジトを摘発するなど、全自治区規模で積極的な徹底取締りを展開した。今年4月30日の時点で、181のテロ組織を撲滅、テログループの犯罪を計画段階で食い止めた割合は96.2%に上った。人民日報海外版が伝えた。

警察による徹底取締りは、テロ分子や極端な宗教分子に大きな打撃を与え、彼らに脅威を与える大きな圧力がもたらされた。特別取締り活動がスタートして以来、逃亡中の容疑者に対する巧妙な政策や家族の勧告によって、計112人が自首する結果となった。

徹底取締り活動は、法律の枠組みのもとで進められ、正確な実務処理を重んじると同時に、調査・処理手続の合法性も重視され、法律に依拠した取締りが徹底された。検察機関は、厳格な判断基準に基づき起訴を行い、捜査や審査における法による監督作用を忠実に発揮し、個別案件の事実や証拠をめぐる問題が発生した場合は、補充捜査のために公安機関に案件を差し戻した。各級裁判所は、徹底取締り活動における法律の執行を厳格に実施、被告の各種訴訟権は法に依り保障されるという前提を堅持し、テロ犯罪の主犯について、重大犯罪のケースについては、法律に基づく厳しい懲罰を加えた。一方、自首した容疑者や手柄を立てた容疑者については、情状酌量により罪を軽減し、法に依り寛大に処罰した。

統計データによると、昨年5月23日から今年4月30日までに、全自治区の裁判所が受理した「徹底取締り」によって検挙された容疑者に対する第一審の上訴率は8.7%と、一般の刑事事件よりはるかに低かった。また、申し立て、陳情、投書・陳情の割合も、一般の刑事事件を大きく下回った。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年5月25日

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