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中国北部、風力発電によるクリーン暖房事業を検討

人民網日本語版 2015年06月25日11:09

国家能源局(エネルギー局)は大気汚染防止と風力発電産業の健全な発展を推進するため、内モンゴル自治区、遼寧省、吉林省、黒竜江省、河北省、新疆ウイグル自治区、山西省などの各地および電力事業者に対して、風力発電によるクリーン暖房事業を検討するよう求める通知を出した。同局は条件を備える地域に対して、2015年度の風力発電クリーン暖房事業の計画を作成するよう求めた。新華社が伝えた。

通知の内容によると、風力発電クリーン暖房プロジェクトは、既存の石炭燃焼ボイラーの代わりとする、あるいは分散化された建築エリア、および熱水パイプライン・ガスパイプラインが到達しがたい地域の暖房の需要を満たすことを主な方針とする。1万kWの風力発電で2万平方メートルの建築物の暖房の需要を満たすという基準に基づき、暖房用の設備容量を決定する。新築の建築物が風力発電クリーン暖房技術を優先的に使用することを奨励し、風力発電所と電力利用者が直接取引する給電方法を奨励する。

通知の内容によると、各地のエネルギー主管部門は風力発電クリーン暖房事業の関連措置を積極的に制定・監督・促進する。特に風力発電暖房設備と熱水パイプラインを連結させる作業に取り組み、2015年末までにこれを完了し効果を得る。電力事業者は風力発電クリーン暖房事業の発展を促進する関連電力網の建設を加速し、風力発電クリーン暖房に適した電力運用管理措置を検討・制定し、風力発電クリーン暖房事業の実施を保証する。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年6月25日

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