2015年7月1日  
 

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閏秒が初めて平日に 混乱回避に世界が厳戒

人民網日本語版 2015年07月01日14:59

北京時間の7月1日午前、世界中で閏秒が追加される。大手航空会社、証券取引所、科学技術企業は怠りなく準備し、1秒の閏秒がもたらす可能性のある混乱に備える。中国新聞網が海外メディアの報道として伝えた。

フランス・パリにある国際地球回転・基準系事業(IERS)は今年初め、協定世界時(UTC)の6月30日午後11時59分59秒(北京時間7月1日午前7時59分59秒)に閏秒1秒を追加すると発表した。

報道によると、中国では同日の午前7時59分59秒の後に、通常は存在しない7時59分60秒となり、それから通常の8時00分00秒になる。いつもは1日は8万6400秒だが、この日だけは8万6401秒になるということだ。

英国の科学者は、「月の引力の影響で、地球の自転速度は一日あたり平均2千分の1秒ずつ遅れていく」と話す。

だがハイテク時代の今、人類は地球の自転で時間をはかるわけではなく、高度かつ正確な原子時計に基づいて生活している。一定の間隔で1秒の閏秒を追加することで、地球の自転速度と原子時計が示す時刻とをすりあわせるのだ。


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