中国、憲法宣誓制度を導入へ

　第12期全国人民代表大会（全人代）常務委員会第15回会議は1日、憲法宣誓制度の実行に関する全人代常務委員会の決定を採択した。決定に基づき、中華人民共和国主席、国務院総理は法定手続きに従い、選出後に憲法宣誓を行う。決定は来年1月1日に施行される。新華網が伝えた。

　各レベルの人民代表大会および県レベル以上の各レベルの人民代表大会常務委員会が選挙または決定により任命した国家公務員、および各レベルの人民政府、人民法院、人民検察院が任命した国家公務員は就任時に憲法宣誓を行う。

　憲法宣誓の文言は次の通り。「私は、中華人民共和国憲法に忠実に、憲法の権威を守り、法定の責任を履行し、祖国に忠誠を尽くし、人民に忠誠を尽くし、責任を持って職務を全うし、不正を働かず公務に従事する、人民の監督を受け入れ、富強、民主、文明、調和の社会主義国家建設のために努力奮闘することを誓う」。（編集NA）

　「人民網日本語版」2015年7月2日