浙江省台州市の女性看護師・王陸羽さんは意識不明で倒れている高齢者に遭遇した。救急救命の経験がある彼女は高齢者の口から出る汚物も気にせず、マウストゥマウスの人工呼吸を20分間続けた。王さんは「あの時は何も考えていなかった。ただ命を救うことを考えていた」と話す。最終的に命を救うことはかなわなかったが、その高齢者の家族とその場に居合わせた市民に感動を与えた。銭江晩報が伝えた。
見ず知らずの人でも身を挺して助ける看護師に家族は深い悲しみに耐えながらも感謝の気持ちを忘れない。医者と患者の関係が緊迫状況にある中、この話は良いエピソードになった。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月2日