2015年7月7日  
 

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<企画>中国の「土司」遺跡が世界遺産に 文化保護の新たなスタート (2)

人民網日本語版 2015年07月07日15:16

回の登録決定になった「土司」遺跡群

 

湖北省恩施唐崖土司遺跡に明代中期から清代初期の文化遺産が残る

 

 

 

湖南永順老司城遺跡は、中国国内で最大規模、最古の土司城遺跡で、保存状態も最も良い

 

 

 

貴州遵義海龍屯遺跡は、中国、ひいてはアジアで最も保存状態の良い軍事砦建築遺跡と言われている

 

 

司遺跡群が世界遺産に登録できる理由は?

世界遺産委員会によると、土司遺跡群には13世紀から20世紀初頭にかけての古代中国が西南の山岳密集地帯の多民族居住地域において行っていた少数民族地域を管理するための政治制度が反映されているという。現存する土司城遺跡、役所建築群はかつて中央政府により少数民族の管理を委託され、この官職を世襲した少数民族の支配者「土司」の行政や生活の中心になった場所。中でも湖南省永順土司城遺跡、湖北省恩施唐崖土司遺跡、貴州遵義海龍屯土司遺跡は、湖南省、湖北省、貴州省境界の山間地域に相対的に集まった土司遺跡の代表的なものだ。>>>

劉氏も、「この種の歴史的文化遺産は、歴史の記憶をよみがえらせてくれる。多民族地域では、衝突も頻繁に起きる。異なる民族が平和に共存する点で、土司制度は手本とする価値がある」との見方を示している。


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