日本の男性のヘソクリが減っている一方で、日本の主婦のヘソクリ額には驚かされる。ある日本の有名なネット掲示板が主婦を対象に行ったアンケートで、ヘソクリ額が850万円、1700万円、最多では4000万円に達するという回答も見られたのだ。これを知った日本の男性は一体どんな反応を示すのだろう。日本の女性には婚前に貯めてきたお金や個人の収入をヘソクリにする伝統があるが、結婚後ヘソクリに占める夫のボーナスの割合は非常に高い。しかも、日本の「民法」では、夫の名義であるお金は夫の持ち物だが、妻が自分の名義で夫のお金を貯金しても罪にはならないと定められている。そのため、日本の主婦らは法の盲点をついて堂々と夫の給与を自分が牛耳る口座に振り込ませることができ、一般的に日本の男性は妻の名義でどれだけの貯金があるのかを知らない。つまり、日本こそ主婦にとってヘソクリ天国なのだ。中国の主婦の場合は、貯金を自分の両親やプライベートに使うことはあるが、ほとんどは家庭のために費やされ、その用途や額も日本の主婦とは比べ物にならい。
こうしてみると、中日両国の男性はヘソクリに関していえばどちらもよく似た不幸な存在であり、女性が経済的権力を握っているという点では同じであり、この点でいえば彼女たちは幸せだろう。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年7月20日
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