無印良品の親会社である日本の株式会社良品計画はこのほど、2016年度(15年3月~16年2月)第1四半期(3~5月)の営業成績報告を発表した。それによると、同期の総収入は774億7100万円で、前年同期の667億400万円に比べて16.1%増加した。純利益は前年同期の45億1800万円から同26.6%も増加して57億1900万円に達した。無印グループは現在、東アジア市場では大陸部、台湾地区、香港地区、韓国で190店舗を展開し、大陸部市場には128店舗がある。「北京商報」が伝えた。
「ネットワークが王様」という今の時代、市場をむやみに広げてこなかった無印良品は引き続き営業収入が高い伸びを維持している。経済の下方圧力に直面して、伝統的企業の多くがこれまでにオムニチャンネルやO2O(オンラインとオフラインの融合)といった対応策に挑戦したものの、淘汰されつつある運命を根本的に改めることはできずにいる。その原因は、これからの企業が生き残る道は単に商品を売ることにあるのではなく、サービスや文化的な理念を売る方向へと変わっているからだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月20日