ストレージサービスを提供する中国企業のUITは、国産プロセッサ「申威」をベースとする国内初の安全なストレージ「SCS1000シリーズ」を22日に発表した。同社は、同製品のコア部品やストレージシステムソフトウェアの100%の知的財産権を有する。制御基板・磁気ディスクの管理やデータアクセスなどの安全性が強化されており、将来的には政府の事務、国防・軍需産業、航空・宇宙など、安全の需要が存在する分野に広く活用できる。科技日報が伝えた。
UITの徐永鋒チーフエンジニアは、「国産高性能マルチコアプロセッサ『申威』、国産OS『睿思』、当社が独自に開発したストレージシステム『UStor』を搭載したことで、製品全体の100%の知的財産権を実現した。申威はマルチコア構造とSoC技術を採用し、海外製品と同レベルの性能を実現した上で、グリーン・省エネ、シンプルな操作と管理という特長を持つ。当社はすでに中星微電子集団、中国網絡電視台、中国電信などと業務提携している」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月23日