2015年7月28日  
 

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ミレニアム開発目標の中国の道 (2)

人民網日本語版 2015年07月28日12:42

30年余りの改革開放は中国の発展の奇跡を創造した。中国の発展は独自の道を歩んだ。これには重要な特徴が3つある。

第1に、発展を「絶対優先事項」と見なした。その高効率で全体的な計画は極めて重要だ。筆者は国際会議で人類の開発に関する議論に参加した際、興味深い現象に気付いた。先進国は開発分野における政府の役割を意図的に薄め、民間の力に頼る必要性を強調するが、途上国は政府の役割が根本であることを強調し、中国のノウハウに大きな興味を示す。

第2に、「共同発展」を強調し、自らの発展を世界の発展と緊密に結びつけ、機会を共に共有した。自らの発展は他国も発展させる必要がある。中国は120余りの途上国によるミレニアム開発目標の実行を手助けした。中国の提唱する「1ベルト、1ロード」は共同発展をさらに推進する重要なイニシアティブだ。

第3に、開発援助にいかなる条件もつけず、自己開発能力の育成を重視した。中国は絶えず新たな協力モデルを革新し、対外援助を強化してきた。60年余りで中国は計166の国と国際組織に4000億元近くの援助を行い、建設事業は2700件余りに上り、60万人以上の援助人員を派遣し、被支援国のために1200万人余りの各種人材を育成した。

未来を展望すると、グローバル化の時代において、世界の平和と幸福は世界各国民の共同発展と進歩にかかっている。したがって「人間本位」の発展理念を確立し、共同発展を提唱し、グローバル発展パートナーシップの構築を強化し、南北協力、南南協力を行い、共に困難を乗り越え、運命を共にする必要がある。ポスト2015年開発アジェンダにおいて、先進国は途上国への開発援助の約束をしっかりと履行し、途上国への技術移転制度を整備し、途上国の能力開発を支持すべきだ。一方、途上国は自国の実情に基づき、自らの特徴に合った発展の道を模索し、開発問題における発言力と参加度を強化すべきだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2015年7月28日


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