2015年7月28日  
 

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ミレニアム開発目標の中国の道

人民網日本語版 2015年07月28日12:42

国連は今年9月の開発サミットで、ミレニアム開発目標の進展を評価し、今後15年間の国際開発協力を指導するポスト2015年開発アジェンダを採択する。(文:阮宗沢・UNDP人類開発報告諮問委員会中国側専門家、中国国際問題研究院常務副院長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

中国外交部(外務省)と国連の駐中国機関は数日前「中国によるミレニアム開発目標の実施に関する報告」(2015年版)の発表会を開催。王毅外交部長(外相)と国連開発計画(UNDP)のクラーク総裁がビデオで談話を発表した。報告は中国によるミレニアム開発目標実施の世界の注目する成果を認め、評価した。

2000年に国連ミレニアム宣言は人類の壮大な開発のビジョンを定めた。つまり貧困削減を柱とするミレニアム開発目標であり、衛生、健康、男女平等、環境保護などの分野で具体的な指標と実行のタイムテーブルを示した。これは人類の発展の歴史における先駆的試みであり、将来の素晴らしい生活への各国民の憧憬がこめられていた。それから15年で、全世界によるミレニアム開発目標の実行は著しく進展した。国際社会は貧困削減、安全な飲用水の供給、男女平等の初等教育、マラリア対策、スラム改善など5つの指標を実現またはほぼ実現した。これは無数の途上国にとって特に重要な意義を持つ。

世界最大の途上国である中国は世界の開発協力の重要な参加者、貢献者であり、ミレニアム開発目標の実現において特筆に値する成果を挙げた。2014年末までに中国はミレニアム開発目標の10余りの指標を実現またはほぼ実現。貧困根絶では大きくリードし、国際社会からこぞって認められている。筆者は近年、UNDPの「人類開発報告」関連会議で、この点を深く感じた。特に中国の発展は無数の途上国に模範を示し、激励する役割を果たした。途上国は「13億の人口を擁する中国ができたのだから、われわれもできる」と考えている。


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