手書き地図の原作者である丁慶竜さんは「いつもは撮影と設計が好きですが、人物マンガを手書きで書いたことがあります。前に、2次元の揚州を作成したことがあります」と笑顔で話す。また「今回のは大きいものにしたくて、揚州の路地と観光スポットを組み合わせて、一枚の路地の手書き地図を作りました」と続けた。
■お薦めコースは「地図に沿って路地を散策」
筆者は「この地図の裏面には特に丁さんお薦めの『路地散策の3コース』があり、観光客は直接『地図に沿って路地を散策』できる。というのは、「『揚州こぼれ話』という、揚州の路地の歴史の故事があるのですが、地図の中に納まりきらないので、あえて地図の裏面に2次元コードを入れました。観光客は地図を持ちながら、コードをスキャンすると、路地散策コースの文書や写真、物語などから揚州の歴史を知ることができます」と説明する。
この地図上には多くの旧市街地にある特色のある店が「常駐」しており、この地図は文化や趣味、特色などを集結させた正真正銘の揚州路地散策地図だということがわかる。作者の丁さんは「省レベルのデザインコンペにこの作品を提出した。現在、デザイン特許を申請中です。揚州の観光客がたくさんの情報を発掘できるよう、さらに多くの作品を作り、それをシリーズ化したい」と話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月3日