フォーブス誌はこのほど、「2015年アジアの優良上場企業50社」を発表した。中国からは過去最高の25社がランクインした。ちなみに、10年前の同リストで中国からランクインしたのはレノボ1社のみ。人民網が伝えた。
▽中国企業が半数占める
同リストのうち、中国企業は半数の25社を占めた。業界はインターネット、製薬、農業、電子部品、建築、自動車など様々な分野にわたる。
時価総額・売上高から見ると、やはりテクノロジー企業が他を圧倒している。最も時価総額の高い企業は騰訊(テンセント)で、時価総額は1765億ドルと、2位のインド・タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)の2倍以上だった。売上高が最大の企業はレノボ(463億ドル)で、2位のインド・タタモーターズをわずかに上回った。2社のランキングは2014年と変わっていない。
中国は5年連続で国別トップとなり、インドも5年連続で国別2位につけている。今年ランクインしたインド企業は10社、韓国は4社で3位だった。かつては多くの企業がランクインしていたオーストラリアと日本は「没落」し、オーストラリアは今年はゼロ、日本はわずか1社となった。