2015年8月3日  
 

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VWがトヨタを抜き世界販売台数でトップに 目標を3年前倒しで実現

人民網日本語版 2015年08月03日08:22

ドイツ・フォルクスワーゲン(VW)がこのほど発表した情報によると、今年上半期、VWの生産台数は531万4千台、世界販売台数は503万9千台で、日本のトヨタ自動車を抜いて首位に立った。世界トップの目標を3年前倒しで実現したことになる。北京日報が伝えた。

統計データによると、2015年1月~6月、VWの世界販売台数は約504万台で、トヨタの502万台を2万台上回り、世界一となった。3位は前期に続き米ゼネラルモーターズ(GM)になると見られているが、GMは上半期の販売データを明らかにしていない。

トヨタが首位の座を明け渡すのは4年ぶり。2012年の東日本大震災の後も、トヨタの販売台数は世界一を維持し続け、昨年の販売台数は1000万台の大台を突破し、過去最多を記録した。市場別に見ると、原油価格の下落の影響を受けて、トヨタの北米での販売実績は依然として堅調を維持したが、日本国内での販売台数低下が、全体の足を引張る形となった。

「長年の夢」だった世界一の座に着いたVWだが、依然として課題に直面している。中国での販売台数の減少により、同社は停滞ぎみの西欧市場に過剰に依存しているのだ。現在、VWの世界販売台数の3分の1は中国市場が占めている。データによると、上半期の同社の中国市場における販売台数は前年同期比3.9%減の174万台に留まった。

VWは、2015年の粗利益成長率が5.5%から6.5%に達すると予想している。うち、乗用車部門の利益は6%から7%増、商用車および電力工学部門の利益は2%から4%増、VW金融サービス部門の利益は前年と横ばい。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年8月2日

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