2015年8月5日  
 

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蘇州の人工庭園、30以上の国・地域に広まる 

中国文化を理解する窓口になっている

人民網日本語版 2015年08月05日09:43

地中海の島国、マルタのサンタルチア市には伝統的な中国式の小さな庭園「静園」がある。これは水のスポット、中庭とくねくねと曲がりくねった並木道で構成された中国式の庭園で、蘇州庭園発展株式公司により建設されたものだ。現在、サンタルチア市長から「『静園』はすでに現地で最も影響のあるランドマーク的観光スポットになった。中国とマルタ国の両国の友好と文化交流の金色の架け橋となった」との感謝状が届いた。人民日報が伝えた。

海外のたくさんの蘇州庭園の中で、「静園」はその縮図であり、よく似た建築物はすでに30前後の国と地域に建設されている。

米国のニューヨークにあるメトロポリタン博物館のイミテーションの明軒では、多くの観光客が足を止めて見ている。1979年、ニューヨークのメトロポリタン博物館との要請に応じて、明軒は中国から輸出された第一号の庭園プロジェクトとなり、中国庭園輸出プロジェクトの先駆けとなった。蘇州庭園設計院の賀風春院長は「明軒の面積は400平方メートルしかないが、この大きいとは言えない世界の中には、動くごとに変化する景色、あずまや、休み処、曲り廊下、庭石、泉などが巧みに配置され蘇州の庭園の神髄が詰め込まれている。多くの外国人は感服し、中国と米国の文化交流史において不朽の展示物と言われている。


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