2015年8月14日  
 

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緊張感みなぎる24時間:天津浜海新区爆発 救援活動の記録

人民網日本語版 2015年08月14日10:48

12日午後11時30分ごろ、天津浜海新区開発区にある瑞海公司の危険物を保管する倉庫で爆発が発生した。事故発生後、命からがら次々と街頭に逃げ出してきた人々に対して、火の回りの速さとまるで競争するかのように、全面的な救援活動と一時避難所への誘導が展開された。爆発発生から24時間が経過した時点でも、まだ火は消えておらず、緊迫した闘いはまだ続いている。新華網が伝えた。

事故現場近くには、消防隊が駐留していた。事故の夜、現場に居合わせた河北省のトラック運転手・胡暁亮さんは、「最初の爆発が起きてすぐに、4台の消防車が現場に駆けつけてくるのを目撃した。2回目の爆発が起きた後、思わずあの消防隊員たちの身を案じた」と、当時の様子を話した。

13日の夜になっても、火は完全に消しとめられておらず、現場には黒い煙が立ち込めていた。24時間におよぶ救援活動には、消防中隊46隊、消防車151台、無人機1機が配備され、消防隊員1千人以上が携わった。

天津市衛生計画生育委員会の王建存委員長は、13日午後に行われた記者会見において、「天津市は、病院10軒と医療関係者1000人あまりを組織、グリーンルート(緑色通道)を全面開通し、負傷者の応急手当に全力で取り組んでいる。また、200人の担当者に負傷者の家族を適当な場所に待機させる業務につかせた。さらに、彼らの心のケアのために心理学専門家も配置した」と述べた。


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