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広州市地下鉄道総公司が2日に明らかにしたところによると、同市の地下鉄3号線の車両29本の荷物棚および座席の撤去作業がこのほど完了したという(写真参照)。これにより乗車定員が46人増え、定員外乗車人数は78人増加した。「広州日報」が伝えた。
同公司のまとめた統計によると、8月の3号線の一日あたり旅客輸送量はのべ162万人に上り、広州市地下鉄網の一日あたり平均旅客輸送量の24%を占め、ピーク時の乗車率は130%に到達。そこで全路線中15駅のピーク時には経常的な旅客流動抑制措置を採用する必要に迫られていた。
旅客流動圧力を緩和するため、同公司は列車の本数を相次いで増やす、ピークの時間帯には走行区間の短い列車を運行するなどして輸送能力の向上に努めた。以前は7分50秒だった列車と列車の間隔が現在は最短で2分20秒まで縮まったほか、短区間列車の運行により輸送能力は最大で54.8%向上したが、それでもなおますます増大する市民の移動ニーズには対応できていない。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年9月3日