国家統計局が13日に発表した統計データによると、今年8月の一般消費財小売総額は2兆4893億元(1元は約18.9円)に達し、今年最高となる前年同期比の名目伸び率で10.8%増を記録した。このうち、限度額以上の企業の売上総額は1兆1257億元で、8.0%増となった。人民日報が伝えた。
前の8ヶ月における一般消費財小売総額は19兆809億元となり、前年同期比10.5%増となった。このうち、限度額以上の企業の売上総額は8兆8576億元で、7.4%増となった。
商品小売総額のうち、限度額以上の企業の8月の小売総額は1兆516億元となり、前年同期比7.9%増となった。1-8月期における限度額以上の企業の小売総額は8兆3176億元で、前年同期比7.5%増となり、全国のネット通販小売総額は2兆2401億元で、前年同期比36.5%増となった。
国家統計局貿易外経司シニア統計師の藺濤氏は、「8月の一般消費財小売総額は前年同期比でも先月比でもいずれも上昇している。前年同期比では10.8%増で、先月より0.3ポイント上昇し、先月比では0.86%増で、先月より0.07ポイント上昇した。また、商品小売と飲食消費も少々増加しており、新業態や消費のレベルアップ商品の増加はやや速く、自動車類と住宅類商品もやや回復している」と指摘する。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年9月14日