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韓国、「日本による強制動員被害記録」を世界記憶遺産登録へ

人民網日本語版 2015年09月15日08:18

韓国は現在、日本植民地時代の強制労働被害記録のユネスコ世界記憶遺産登録を目指している。同動きは、今年の7月に、「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産リストに登録されたことに対抗する措置と見られている。韓国は、同遺産は、第2次世界大戦中に朝鮮半島から強制労働者を連行した日本の企業と関係があるとして、遺産登録に反対していた。新華網が報じた。

韓国の聯合ニュースはこのほど、関係筋の話として、文書や写真を含む、強制動員関連記録33万6797件が、韓国文化財庁に提出される予定と報じた。同庁は、10月までに12の候補の中から2つの最終候補を選び、来年3月31日までにユネスコに提出する予定という。

資料は、韓国の政府グループが、2004年から11年間で収集・作成した強制動員関連の記録。関係筋によると、韓国政府内は、その資料の世界文化遺産登録を目指すことで意見が一致しているという。

ユネスコの世界遺産委員会は来年6-7月に各国の推薦プロジェクトを審査し、事務局長に推薦を行う。登録が決まれば、強制労働被害記録は、韓国で3番目の近代史関連の世界遺産となる。

「人民網日本語版」2015年9月15日

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