2019年開業のユニバーサルスタジオ北京、その見所は？ (2)

【見所3】地下鉄が会場に直結

京瀋高速道路と六環路を改造、会場直通の立体交差橋を建設

通州区計画支局の担当者は、「軌道交通については、地下鉄7号線と八通線が延伸、テーマパーク会場に直結し、来場者の半数以上の需要を満たすことができる」と話した。

4平方キロメートルのパーク敷地内には、地下鉄駅と接続し、5本の地下鉄線が乗り入れ可能な地下鉄ターミナルを建設する。また、道路交通では、第六環路状線（六環路）と京瀋（北京・瀋陽）高速道路沈を改造し、六環路上に会場と直結する立体交差橋を建設する計画という。

【見所4】年平均収入予想1500億円

通州さらには北京発展の新エンジンに

ユニバーサルスタジオ北京は、今後、地域経済を強力にけん引すると期待される。2019年に開業が予定されているユニバーサルスタジオ北京は、年間入場者数延べ1千万人以上、年間営業収入は約80億元（約1500億円）に達する見通し。過去の例から見ると、テーマパークにおける1元の収入は、7元の間接利益をもたらしている。このことから、ユニバーサルスタジオ北京が、通州さらには北京の経済を強力にけん引する新たなエンジンとなる可能性は極めて高い。