今の学生たちの多くがインターネットに張り付いている。大規模な国際調査によると、長い時間インターネットにどっぷり浸かっている子供は学校で孤独を感じやすく、問題行動を起こしやすいという結果が出た。広州日報が伝えた。
経済協力開発機構がアンケート形式で41の国と地域で、15歳の生徒29万6千人に家でのインターネット状況と幸福指数と行動を調査したところ、4分の1が放課後毎日4時間以上インターネットをしていることがわかった。
英国「デイリーメール」は報告された調査結果を引用し、毎日6時間以上インターネットをしている子供の幸福指数は比較的低く、学校で孤独を感じる率は毎日一時間インターネットをする生徒の2倍で、授業に遅刻したり、学校をさぼったりという行動が現れやすいとしている。
調査では大金を投じて学校のICT環境を整えた国と地域は15歳の生徒の閲読、数学や科学のテスト成績において他の国と地域に比べて大きな差がないことがわかった。
経済協力開発機構は報告書の中で「保護者と学校、健康の専門家が協力して、子供の新しい通信機器の使用について、計画的にモニタリングしなければいけない」とアドバイスしている。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年9月21日