関係当局が21日に明らかにしたところによると、このほど開催された中央政府による改革の全面的深化の指導チームの第16回会議において、「市場参入ネガティブリスト制度の実施に関する意見」が審議可決された。同意見は市場参入に際してのネガティブリストの導入についてトップレベルデザインをうち出し、全体的要求、主要任務、関連措置を明確にした。
同意見は、ネガティブリストに載っていない産業、分野、業務などは、各種の市場主体のすべてが法律に基づいて参入することが可能だとしている。
また同意見は、市場参入ネガティブリストには参入禁止類、参入制限類という項目があり、各種の市場主体が自主的に行う初期投資、追加投資、合併買収(M&A)投資などの投資経営行為やその他の市場参入行為に適用されることを明確にうち出す。
同意見は、先行的試行、段階的普及拡大の原則を踏まえ、2015年から17年にかけて、一部地域で市場参入ネガティブリスト制度を施行し、経験を積み上げ、改善を重ねる中で、全国統一の市場参入ネガティブリストと対応する体制・メカニズムの構築を模索し、18年から全国統一の市場参入ネガティブリスト制度を正式に実施するとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年9月22日