人民日報社主催の「2015『1ベルト、1ロード』(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)メディア協力フォーラム」が21日、北京で開催された。フォーラムのテーマは「運命共同体、協力の新局面」。王家瑞・全国政協副主席(中国共産党中央対外連絡部部長)や人民日報社の楊振武社長らが開幕式に出席し、式辞を述べた。
開幕式の司会は人民日報社の李宝善総編集長が務めた。カザフスタンの国営通信社・KazinformのDauren Diyarovやインドネシアの国営通信社・アンタラ通信のSaiful Hadi総裁、河南省党委員会の郭庚茂書記、陜西省党委員会の趙正永書記、甘粛省党委員会の王三運書記らが相次いで式辞を述べた。中央宣伝部の庹震・副部長、商務部の銭克明・副部長、さらに国家部・委員会や沿線省市の指導者、専門家・学者、企業家ら200人余りが会議に出席し、60以上の国と国際組織からやってきた140社近くの主流メディアの担当者がフォーラムに参加した。
人民日報社の楊振武社長は開幕式の式辞で、「1ベルト、1ロード」に対して4つの明晰な観点を打ち出した。
▽観点1:実務的な協力段階に突入
シルクロード基金の設立からアジアインフラ投資銀行(AIIB)の発足まで、「『1ベルト、1ロード』共同建設の願いと行動」の発表から一連のインフラ相互連結プロジェクトの着実な推進まで、「1ベルト、1ロード」の建設は実務的な協力段階に入ったと言える。
▽観点2:運命共同体は緊密なつながり
我々が今日位置する環境と直面している試練とは、我々に、運命共同体を結成することをこれまで以上に求めている。運命共同体に向かうとは、互いの前途や運命が緊密につながっているということである。