劉徳華(アンディ・ラウ)、王千源(ワン・チェンユェン)、劉燁(リウ・イェ)ら主演の警察映画「解救吾先生」が9月30日から全国で上映され、国慶節(建国記念日、10月1日)連休の映画市場に狙いを定めている。同作品は11年前に全国を震撼させた映画「明星綁架第一案」をリメイクしたもので、22時間の緊張途切れぬ追跡劇となっている。数百回のプレミア上映と21日の北京初上映では高い評価を集めた。
劉徳華扮する人質でスターの吾氏は、その90%のシーンが10平米に満たない小さな小屋の中だけでの登場で、しかも手足は鉄の鎖でつながれたままとなっている。劉徳華は、この役柄は「スターであることを捨てた肉体的にもとても苦しい役」だが、「いい映画作品はそうした苦痛よりも何よりも重要」だと話した。映画の中で吾氏を救う警官を演じた劉燁について劉徳華は、「久々に出会った良き友。共演したことはないが互いによく知っており、彼が演じる『藍宇』が好きで、彼も私の歌『忘情水』が大好き」だと紹介した。この作品を鑑賞した多くの観客が「はまった」「笑いあり涙ありのクオリティーの高い警察映画だ」と絶賛している。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年9月23日