安倍首相が今後数年の任期を満了するためには、引き続き内閣改造を進めることが不可避となる。だが内閣は改造できても、安倍首相の内心を変えることはできない。安保法案が採択されまもなく実施される状況で、安倍首相は右傾化した保守的な間違った歴史認識を掲げ続け、日本を軍事大国にするという理想の実現を進めている。改造後の安倍内閣は、一部の根強い右翼思想を持った政治家を留任・重用している。このような右翼の大臣が集まって運営する内閣に、日本外交に良い結果をもたらすことが期待できるだろうか。
古くなった酒を新しい瓶に入れても豊かな香りは生まれない。薬を煎じる水を換えても薬を換えなければ、新しい効き目は期待できない。古い酒は安倍首相の悩みを解いてくれはしないし、古い薬は日本の長患いを治してくれもしないのである。(文:厖中鵬・中国社会科学院日本研究所副研究員)(編集MA)
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「人民網日本語版」2015年10月13日
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