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中国科学院、600万年前のウマの祖先の化石を発見

人民網日本語版 2015年10月13日11:04

中国科学院古脊椎動物・古人類研究所が12日に発表した情報によると、内モンゴル中部の阿巴嘎(アバグ)旗宝格達烏拉の後期中新世の地層で、600万年前の契考三趾馬(Hipparion tchikoicum)の化石が発見された。北京日報が伝えた。

三趾馬(さんしば、各脚に指が3本ある馬の総称)は、北米と旧大陸に広く分布し、後期中新世と鮮新世にユーラシア大陸で活発に活動していた。三趾馬は、地層の対比と環境の再構築の重要な生物学的指標だ。今回発見された化石は今から600万年前のもので、Baryhipparion亜属に属する。Baryhipparionは主に鮮新世のユーラシア大陸北部に分布していた原始的な種。契考三趾馬の化石を多く含むエリアを発見することで、Baryhipparionの地理的意義を認識する一助になる。契考三趾馬の内モンゴル中部での発見により、この種の分布範囲が拡大し、山西省南東部とモンゴルの分布エリアがつながった。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年10月13日

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