2015年10月15日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

IMF・世銀総会閉幕 元のバスケット入りが焦点に (2)

人民網日本語版 2015年10月15日08:24

IMFの朱民副専務理事は同総会に出席した際、「中国の貿易における地位、中国の経済大国としての地位、人民元の他の場面での動きを総合的に考慮して、IMFは中国の位置づけをどうするかを真剣に議論している。5年ごとのSDRの見直しの時期である今、他の通貨ではなく、人民元だけを検討の対象としている。これにより人民元の重要性が明らかになったといえる」と述べた。

中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁はIMFCで、「人民元はSDRの操作上の要求を満たすことができる、中国は関連の改革を引き続き進めていき、人民元の国際的な使用レベルを持続的に向上させ、今年の終わり頃にはIMFの理事会での議論の中で、現行の基準に則って人民元がSDRに採用されるものと期待する」と述べた。

IMFCはコミュニケの中で、IMFCはSDRの評価審査作業が円満に終了することを願っていると強調した。業界関係者は、「はっきりとしたプラスの金利を備えた唯一の主要通貨である人民元は、準備資産への投資に高い吸引力を与えるものといえる。人民元がSDRの通貨バスケットに採用されれば、SDRの金利は目立って上昇することになる。現行のSDR構成通貨(ドル、ユーロ、ポンド、円)の参照金利はここ数年はゼロに近く、マイナスになることもあり、SDRの金利は過去1年間、最低レベルの0.05%に限りなく近づいている。人民元がバスケットの約10%を構成するようになれば、現在の人民元の金利を踏まえて、SDRの金利が0.2%上昇することになる」と指摘する。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年10月15日


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント

アクセスランキング