サムスングループは18日、職務適性検査GSATを韓国のソウルなどの5大都市と米国のニューヨーク、ロサンゼルスで実施した。一般常識では、韓国の歴史のほか、中国史と世界史についての問題も多く出題された。環球網が韓国紙AJU Business Dailyの報道を引用して報じた。
GASTはサムスングループの採用試験で、かつては「SSAT」と呼ばれていたが、2015年下半期から英語略が「GSAT」と正式に改名され、今回は改名後初めてとなる試験だ。サムスングループは今回の受験者数を公開していないが、応募者の資料から、上半期の受験者数(10万人)と比べて、今回の応募者は大幅に減少したと推測される。
報道によると、GSATの出題形式と難易度はSSATとほぼ同じで、問題は言語、数理、推理、視覚思考と職務常識の5つの項目に分かれており、140分間で160問を解く。ソウルで試験を受けた受験者は、「前の出題形式とあまり変わりがないので、それほど難しくなかった」語った。
注目すべき点は、今回の試験で東洋史の出題率が高かったことだ。特に唐朝や宋朝など中国史の問題が出題され、東北アジア地域の常識に関する理解度が問われた。試験に参加したAさんは「一般常識では韓国の歴史だけでなく、中国史も含まれ、出題数も思ったより多かったので、慌てた」と語った。(編集XM)
「人民網日本語版」2015年10月22日