「年少軽狂」を例にすれば、11月に封切られる中国国産映画にはいくつかの特徴があることが分かる。
まず、豪華出演者だ。例えば、「我是証人(The Witness)」の楊冪(ヤン・ミ)、鹿晗(ルハン)、「剩者為王」の舒淇(ス・チー)、彭于晏(エディ・ポン)、「壞蛋必須死」の陳柏霖(チェン・ボーリン)、孫芸珍(ソン・イェジン)、「前任2:備胎反撃戦(Amici come prima)」の鄭凱(チェン・カイ)、郭採潔(アンバー・クオ)など。うち、「年少軽狂」は、陳妍希(ミシェル・チェン)や鄭凱、包貝爾(バオ・ベイアル)など、多くのファンを抱える今最も旬の若手役者が出演している。
次に映画の人気ジャンル。コメディ映画を見ると、10月には「港囧(Lost in Hong Kong)」や「夏洛特煩惱(Goodbye Mr. Loser)」が大ヒットとなったが、その波を今月は「年少軽狂」が引き継ぎそうだ。
また、昨年の「白日焰火(Black Coal,Thin Ice)」や今年10月の「解救吾先生(Saving Mr.Wu)」の上映で、中国でも犯罪映画の人気に火が付き、同ジャンルの作品が増えつつある。今月には、「我是証人」や「壞蛋必須死」、「消失的凶手(The Murderer Vanishes)」などが封切られ、期待がかかる。
「人民網日本語版」2015年11月5日