日本の共同通信社の報道によると、TPP加盟12カ国は近く行われるアジア太平洋経済協力(APEC)のサミット開催中に小グループの会談を行う予定という。報道に紹介された日本政府関係者の話によれば、各国のTPP主席交渉官がフィリピンに集まる予定だ。12カ国は初めはAPEC開催期間中のTPPへの調印を予定していたが、大まかな合意に達成したのが10月になってからで、時間的に間に合わなくなった。各国は現在、最終的な合意文書の内容を詰めている。予想では、APECサミット終了後に共同声明が発表されるという。
TPP問題に注目する専門家は、「TPPがどのように発展するにせよ、中国と米国は具体的なネットワークセキュリティ協力の分野で柔軟かつ実務的な態度を維持し、お互いの関心事を尊重し、セキュリティがコントロール可能であるとの前提の下で実務協力を進めていかなければならない」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年11月6日