2016年度卒業生の就職活動がいよいよスタートの時を迎えた。中国青年報社会調査センターはこのほど、マーケティングリサーチの北京益派市場咨詢有限公司(益派諮訊)を通じて1,889人を対象としたアンケート調査を実施した。この結果、65.4%の回答者が自分の就職活動にはっきりした目標があり、70.2%が就職活動の際、給与と福利厚生を重視すると答え、56.2%が仕事に興味が持てるかどうかを考慮すると答えた。中国青年報が伝えた。
アンケートによれば、就職活動の際に重視する要素として給与と福利厚生を選んだ人は70.2%に達した。以下、仕事に興味が持てるかどうか(56.2%)、勤務地(55.2%)、専攻分野との整合性(51.5%)と続いた。その他にも業種(42.8%)、職場の雰囲気(27.8%)、戸籍(7.9%)なども重視する要素として挙がった。
南京理工大学金融専攻の大学四年生の于飛鴻さんは、就職活動の際に最も重視しているのは生活レベルにかかわる給与待遇だと答えた。勤務地についても希望があり、「原則的に江蘇省を出るつもりはなく、できるだけ蘇州、無錫、常州から選択し、もし省外に出る場合は上海を希望している。一線都市であればチャンスももっと多いと思うから」と答えた。
アンケートを見てみると、勤務地の選択に関しては44.2%が一線都市を希望しており、二線都市希望は37.8%、三、四線都市がいいと答えた人が15.3%、その他を選択した人が2.8%となっている。
就職する会社の形態については28.6%が事業機関を希望し、23.3%が国有企業、民間企業と三資企業(合弁、合作、独資の外資系)はそれぞれ13.6%、共産党・政府機関(12.5%)、起業(4.9%)、その他(3.6%)となっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2015年11月20日