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大学生の就活費高騰 「親から援助」7割超 (2)

人民網日本語版 2015年12月01日14:07

今年の卒業生の多くが「無収入族」であるが、就活時の消費傾向はどのようなものだろう?

一部の学生は、「多額の就活費を積み込んでも構わない」と考えていた。

今年の春節(旧正月)が過ぎたばかりのころ、羅菲さんは荷物を取りまとめ、あわただしく隣の市に向かい、省職員採用試験のための缶詰合宿に参加した。その後、筆記試験をパスした時、すでに大学に戻っていた彼女は、飛行機で面接試験に駆けつけたが、わずか1点未満の差で、省の公務員の座を掴みとることができなかった。羅菲さんは、「ここ数カ月の就活費を細かく計算してはいないが、大まかに見積もって、1万元以上は使ったはず」と話した。

「とても残念だが、就活費は無駄ではなかったと思う。今回の経験が、自分の受験力アップにつながった。試験準備や実際の試験を経験したことで、処世術や他人との交際力がさらに高まったと思う」と彼女は続けた。

〇「就活経済」が動かされる

就活費の高騰は、「就活経済」を動かした。「最も美しい」履歴書用顔写真、公務員試験対策トレーニング、求職仲介業者に払う費用など、卒業生の消費パターンは静かに拡大している。これらの費用は、身だしなみや試験対策に多く注ぎ込まれ、使った費用の多少は、卒業生がハード力以外にどれくらい期待を寄せているかを反映している。

南開大学就職指導センターの王建鵬氏は、「ますます激化する求職競争の重圧が、就活費の高騰を招く結果となっている。どの方向性、どのルート、どの地域でも軒並み、学生が負担する就活費が知らぬ間に上昇している」と指摘した。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年12月1日


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