2015年12月18日  
 

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中国インターネット消費すう勢報告書が発表 淘宝の過去5年のデータを分析 (2)

人民網日本語版 2015年12月09日11:13

▽健康関連商品が人気

報告によると、健康重視、若返り、個性重視、スマート化、伝統回帰という5つの消費すう勢が業界の発展をけん引している。食の健康に対する意識が高まるにつれ、健康効果を謳った商品が人気を集めており、年々成長している。人気検索ワードは「有機」、「低脂肪」、「無添加」で、健康関連商品を好む三大都市は広東省、浙江省、江蘇省だった。健康食品(サプリ)も成長が最も著しい食品カテゴリーの一つだ。18〜22歳の女性が健康食品市場に占めるシェアは高まり続けており、最も成長の速いグループとなった。

▽70後は家庭重視、80後は実用性重視、90後は個性重視

淘宝・ビッグデータが導き出した年齢層別の消費の特徴を見ると、70後(1970年代生まれ)は家庭を重視する傾向にあり、消費のキーワードは健康、家庭、センス、綿密な計画、撮影愛好家、良質・ハイエンドなど。80後(1980年代生まれ)は実用性を重視し、消費のキーワードはワーカホリック、育児、実用、割引、中古など。90後(1990年代生まれ)は個性を重視し、消費のキーワードはデジタル製品好き、夜更かし、SNS好き、モバイル好きなど。

70後が好んで購入する商品は、家具、家の内装商品、資産運用商品、大型家電、金物、キッチン用家電など。ここからも、70後が家庭生活に関する消費を中心に据えていることがうかがえる。彼らは高い消費能力と高いセンスを持ち、綿密に計画する。

80後は実用性を最も重視する。好んで購入する商品は、中古品、クラウドファンディング系の商品、子供服。また、70後と同じく資産運用商品や自動車用品などの実用品も好んで購入する。子育て中の人が多いため、ベビー・キッズ用品の購入がほかの年齢層を大きく上回る。育児と第二子の妊娠・出産は80後の消費の大きな特徴で、ネットショッピングへの依存度も最も高い。


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