2015年12月9日  
 

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煙霧に関する噂の真相、寿命が5年縮む?

人民網日本語版 2015年12月09日09:48

華北地域でこのほど深刻な煙霧が発生している。米国科学アカデミー紀要に掲載された研究報告書によると、大気汚染により中国北方の住民の平均寿命が5.5年短くなり、肺がん・心臓病・脳卒中の発症率が高くなるという。科技日報が伝えた。

◆寿命への影響は濃度次第

中国科学院大気物理研究所の王庚辰研究員は、「煙霧が人体の健康を損ねることは、争うことのできない事実だ。気象学界でも医学界でも、その影響が認められている。一般的にPM2.5に含まれる成分が同じ場合、濃度が高くなるほど健康の被害が拡大する。濃度が同じでも成分が異なる場合、有毒・有害成分が多いほど健康の被害が拡大する。またPM2.5による健康被害は、人々の免疫や体質とも関係している。高齢者、児童、若者にもたらす効果は異なる」と指摘した。


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