海外ネット通販大好き中国都市トップ10　北京以外は全て南方都市

中国人消費者が海外通販で買い求める商品で最も人気が高い商品は？世界最大のオンライン通販サイト・アマゾンは16日、同社ビッグデータに基づく中国「ネット通販族」による海外ネット通販状況に関する統計結果を発表した。今年アマゾン海外通販の利用額が最多だった上位10都市において、利用客に人気の商品はシューズと調理器具で、どの都市でもトップ3に入った。特にシューズは、各都市でトップに立った。北京青年報が伝えた。

アマゾンの統計データによると、今年の海外通販取引額トップ10都市は、北京、上海、杭州、南京、深セン、成都、蘇州、武漢、広州、寧波。首位の北京以外は全て南方の都市だった。全国ランキングでトップ10入りしたものの、これら10都市の消費者が海外通販で好む商品の種類は、かなりの違いがあった。各都市で人気が高かったシューズ類のほかでは、北京市民は、空気清浄機、掃除機、水道水フィルタなど海外の健康関連商品を好んで購入する傾向が見られた。

中国人消費者はこれまで、アマゾンの海外サイトで注文して購入していた。中国人消費者の海外通販ブームが湧き起こったことを受け、アマゾンは去年末から、中国で「海外購入サイト」を立ち上げた。同時に、国内各企業もこぞって、海外通販業務に参入し始めた。国美控股集団傘下の国美海外購有限公司は今秋、日本の家電量販店大手ビックカメラと提携して海外通販市場へ進出することを発表、日本市場を最初のターゲットに定めた。（編集KM）

「人民網日本語版」2015年12月17日