中国インターネット情報センター(CNNIC)は23日、北京で第36回「中国インターネット発展状況統計報告書」を発表した。同報告書によると、中国のネット通販利用者数は2015年6月現在で3億7400万人に達し、2014年末からの半年で1249万人増(3.5%増)となった。2014年上半期の伸び率は9.8%、下半期は9.0%。このデータは、中国のネット通販利用者数の伸び率が低下を続けていることを示した。
全体的な市況とは対照的に、中国の携帯電話によるネット通販利用者数は急増し、2億7000万人に達した。携帯電話によるネット通販利用率は、42.4%から45.6%に上昇。
また中国のオンライン決済サービス利用者数は3億5900万人に達し、2014年末からの半年で5455万人増(17.9%増)となった。中国のオンライン決済利用率は、2014年12月末の46.9%から53.7%に上昇した。同時にモバイル決済も急成長し、利用者数が半年前より26.9%増加の2億7600万人に達し、オンライン決済利用者数全体の伸び率の1.5倍となった。ネットユーザーのモバイル決済利用率は、39%から46.5%に上昇した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月24日