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日本の「葉っぱビジネス」 年収1000万円の高齢者も (2)

人民網日本語版 2015年12月23日11:04

「葉っぱビジネス」で高齢者に活気

上勝町で採取された「つまもの」は、日本全土だけでなく、米国やイタリアの日本料理店にも出荷される。「つまもの」は料理を引き立てる飾りとなる。そのため、インターネットを通して注文を確定させ、その量が決まってから葉っぱを採取する。採取するのは、ナンテンやイチョウ、シソ、楓などで、それらをケースに入れて、農協が設置している倉庫に持っていく。その後、農協が各地に配送する。

現在「葉っぱビジネス」に参加している高齢者の多くが女性で、平均年齢は約70歳。最年長者で90歳になり、農家約200軒が参加している。

「人民網日本語版」2015年12月23日


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中川 清三   2015-12-25125.53.124.*
徳島県上勝町の葉っぱビジネスは日本でも有名となり、テレビのワイドショー等で何度も見たことがある。 70を過ぎて腰が曲がった高齢者が、最新のパブリットを操り、毎日の商品市況を把握し、ネット注文を我先にと競い合い、何年も前から目星を付けていた野山に行き、見栄えの良い葉っぱを採取して、小箱に丁寧に詰め、農協に出荷する高齢者を思い出した。 「葉っぱビジネス」そのものが日本しか存在しないビジネスだ。ユネスコの無形文化遺産に登録されている「和食」にはなくてはならない物として、和食の季節感を演出するツールとして、昔から存在したものだ。 最近は上勝町の影響で、色んな種類の葉っぱや野山の草花・野菜の新芽などの飾りが増えたようだが、私が子供時代の50年前には、結婚式や葬式、めでたい式典なども自分の家で行われていた。 近所の夫人達が料理した料理を盛りつけするのは、地域の盛りつけ自慢の男性が指名されて、盛りつけ専用の部屋で丁寧に盛りつけをしていた。家の裏山に自生していたバランやバナナの葉っぱを、刺身包丁で綺麗な形に飾り切りしたものを、盛りつけられた料理の彩りとして重箱に盛りつけ、バランや加工されたバナナの葉っぱがつきものであり、子供時代にその様子を見ることが楽しみだった良き思い出だ。 近頃では、和食の影響をうけたフランス料理のシェフ達が、和食の基本である「コンブ」や「かつお」の「だし」や「みそ」が日本を離れてフランス料理に入り込み、無くてはならない味を演出している。日本の葉っぱも同じように輸出されフランス人の味を引き立たせている。