数字が示す「非首都機能の分散」 (2)

【医療：省を越えた管理委任試行、地域協力の深化】

北京児童病院の保定市児童病院への管理委任の実施は、北京・天津・河北一体化計画において、公立医療機関による省を越えた管理委任の初めてのケースとなった。

【交通：「断頭路」の開通、軌道ネットワークの発展】

「北京・天津・河北協同発展交通一体化計画」にもとづき、北京・天津・河北エリアは、「四縦四横一環（四縦＝京石邯線、京覇衡線、津承滄線、環渤海線：四横＝京津塘線、京唐線、津保線、石滄黄線：一環＝環北京都市間鉄道」の鉄道ネットワークを形成、「軌道で繋がる北京・天津・河北」を形成する。

【通州：「4大機関」が移転、「都市建設運動」避けられず】

通州副都心建設計画によると、「北京市党委員会」「北京市政府」「北京市人民代表大会常務委員会」「北京市政治協商会議」の4大機関は軒並み、通州に移転する。また、通州の都市・産業インテグレーションとワイフ・ワークバランスの促進に向け、総合サービスセンターを建設し、通州で働く人々を対象とした住宅建設計画を推進する。（編集KM）

「人民網日本語版」2015年12月29日