2015年12月29日  
 

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「インターネットプラス」のこの1年 生活に変化

人民網日本語版 2015年12月29日10:18

2015年ホットワードの1つは「インターネットプラス」だ。単なる概念ではなく、O2O(オンラインツーオフライン)を代表とする「インターネット+サービス」のモデルが衣食住交通の面で、人々のライフスタイルを変えつつある。今では出かける前にまずハイヤーを呼び、家庭料理を食べようと思えばシェフにうちに来てもらう。家事や洗車などの力仕事は、訪問サービスを簡単に予約することができる。これらはみな「インターネットプラス」時代の新たな生活スタイルだ。「中国青年報」が伝えた。

▽インターネット+交通

ハイヤー、普通タクシー、乗り合いタクシー、どれにする?

10年前を振り返ると、寒風が吹きすさぶ中、空車で載せてくれるタクシーを待たなければならず、乗れるかどうかは運任せだった。手を挙げて拾うというのが、都市を流しているタクシーの主なサービススタイルだった。だが今ではすっかり様子が変わった。「乗れるのを待つ」から「迎えに来させる」に変わり、アプリをクリックすれば近くにいる運転手に利用の意志が伝わり、乗客と運転手の基本情報がわかり、場所、個人の信用状況、連絡先電話番号などが事前にわかるようになった。

まさにネットとの融合により、伝統的なタクシー業界に新たなサービスモデルが誕生し、これまで何度も困った目に遭っていた「タクシー難」の問題がある程度解決されることになった。未来の中国タクシー市場の規模は引き続き巨大なものとなり、ますます多くのネット企業がこのパイの分け前にあずかろうと狙っている。伝統的タクシー会社に「ネット化」の改革を迫るだけでなく、レンタカー会社を含む資源の強みをもった企業もネットとの融合を加速させ、ネット配車の新プラットフォームに参入することが予想される。とはいえ、こうした変革の中でより大きなメリットを享受するのが消費者であることは間違いない。

▽インターネット+飲食

「どこで食べる?」から「何を食べる?」へ

朝9時から夕方5時まで働くサラリーマンであれば、「昼ご飯に何を食べるか」で頭を悩ましたことがあるはずだ。味が一定しない食堂、オフィス階下の食べ飽きた重慶ラーメン、1キロメートルも先の麻辣烫(マーラータン)……

だが実際にはもっとたくさんの選択肢がある。15年はインターネットプラス飲食産業が急速に発展した年で、百度外売、飢了么、美団外売をはじめとするさまざまなネットの飲食予約プラットフォームが一般消費者の携帯電話に組み込まれるようになった。食事時になると決まって出てきた「どこで食べるか」というセリフが、徐々に「何を食べるか」に変わりつつある。一人で予約の最低金額に届かなければ、「お一人様向けメニュー」もあり、家の中にいながら近所のグルメを食べ尽くすのも夢ではない。


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