フェンネルの種、赤唐辛子、香菜をミックスしてでき上がったカクテルを知っているだろうか?米国ニューヨークのマンハッタンの街の一角にこのような酒を出すバーがある。彼らが作るカクテルは聞いたところ奇想天外な調味料を調合して作成したものだ。この奇怪な方法を思いついたのは動画の中の女性、李斉凡さん(26)で、このバーのオーナーだ。
李さんはバーの開店当初はもともと中国の白酒を調合したカクテルを売ろうと計画していたが、白酒は独特な風味があるため、でき上がったカクテルは美味しくなかった。そこで彼女は白酒に「風味」を加えることを思いついた。試飲を重ねた後、彼女は中国で人気の白酒である五糧液、二鍋頭、茅台をベースに選び、アーモンドミルク、白ごま、クコなどを加えることにした。
李さんは遼寧省大連市で生まれ、12歳の時に両親と共に米国に移住した。今や米国での生活は十数年余りになり、たくさんの洋酒を味わってきたが、ずっと中国の白酒が持つ独特なコクとまろやかさを忘れられなかった。より多くの米国人に中国の白酒の魅力を知ってもらうため、大学卒業後にマンハッタンでこのバーを開店した。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月29日